航空事故を引き起こすリスクの多寡は航空会社やその運航地域によって異なり、一般に先進国では低く、発展途上国では高い傾向が見られる[2]。また旧共産圏諸国では航空機事故を隠蔽する体質があったため、航空事故の詳細が明らかになったのはごく最近のことである[3]。 近年において、特に危険な地域とされているのはアフリカ諸国と西アジア諸国という結果が出ており、実際にこれらの地域においては航空事故が多発している。
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ドイツの航空業界専門誌『アエロ・インターナショナル (AI) 』が2005年3月号の誌上で発表した安全順位では、1946年以降一度も死亡事故を起こしていないカンタス航空 が“最も安全な航空会社”となった。そしてフィンランド航空、キャセイパシフィック航空、全日本空輸の順に続いている。一方“安全性が最下位”との結果が出たのはトルコ航空、エジプト航空、エア・インディア、チャイナエアラインであった。なお欧州連合は域内の飛行が禁止されている、つまり危険とみなされる航空会社名を掲載した「ブラックリスト」を定期的に発表しており、最新のリスト[4]ではTAAG アンゴラ航空や高麗航空、ガルーダ・インドネシア航空をはじめとする全てのインドネシアの航空会社などが明記されている。
しかし航空事故はさまざまな要因が複合して事故に至るものであり、多くの航空機や人命を失った航空会社に安全性の問題があるとは必ずしも言い切れない。